とうこの独り言日記

飼い猫の事や日々の事を綴っています。

通勤の途中で

今朝アルバイト先に向かう途中で、生後半年位のサビ柄の野良猫を見かけました。お腹が、空いている様子で、この寒さの中、食べ物を必死で探しているみたいでした。
可哀想で、カバンの中のお弁当をあげたい気持ちになりましたが、やはり最後まで、責任を持って飼ってあげる事が出来ないので、思いとどまりました
その時に、うちのハルが我が家にやって来た事をぼんやり思い出しながら、アルバイト先に向かいました

ハルは、元々捨て猫で、里親を探す会に保護された猫です。
ロシは、ペットショップで買った猫ですが、やはり幼い頃から親猫と離されたせいか、いわゆる社会性が身についていませんでした。
また、共稼ぎで日中は、一匹ですごしているので、友達になる同居猫が居れば、ロシの遊び相手も出来て、また社会性も身につくかなと思い悩んだ結果、里親の会から、猫を貰い受ける事にしました。
始め貰い受ける猫は、ハルではなくて、別の猫でした。

新しい猫がやって来る、その日を楽しみに待っていたのですが、前日になり、その猫が、猫エイズにかかっていることが分かって、貰い受ける事が出来なくなりました。ロシに感染する怖れがあるので、先住猫がいる所には、譲渡出来ないと言われました。
その日は、本当に残念で、その猫が可哀想で、主人と二人して、泣いてしまいました。

でも、折角だから他の猫を貰い受ける事にして、来たのがハルです。
我が家に来た時は、怯えていて、担当の人にしがみついて離れませんでした。
ガリガリで、今朝見かけた野良猫みたいにみすぼらしい感じでした。
ハルに飼い主と認められるまで、時間がかかり、ロシも突然のハルの登場で、ストレスで一週間程、良く吐いていました。
今から思うと、ロシ的には一匹でゆったりと過ごしている方が、良かったみたいで、余計なお世話でした。

でも、ハルも我が家に慣れてくれて、ロシもそれなりにハルを受け入れてくれました。ロシの社会性も少し身についた様な気がします。

やはり、人間も猫も偶然の出会いがあるんだと感じます。でも、それは偶然のようで、実は必然の事だと感じます。
もし、予定通りに元々の猫を貰い受けたのだとしたら、おそらく、ロシも受け入れていなかったかも知れません。
ちょっと気の強そうな猫でしたから、毎日ケンカが絶えずに飼う事が、結果的には出来なかったかもです。
だから、ハルがうちにやってきたのかなと思います。陣地争いしながらも、お互いに譲る所もあるので。

今朝見かけた野良猫も誰か良い人に、拾われたらいいなぁとつくづく思いました。
うちの二匹が、くつろいでいるのを見ていて、本当にそう思いました

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